お家づくりの大切なことのひとつとして資金計画があります。どのようにしたらよいか?どのタイミングでしたらよいか?お家はどれぐらいかかるの?など疑問があると思います。しっかりと資金計画をしてよいお家づくりにしましょう!
- ①資金計画のタイミング
- ②資金計画の内容を知る
- ③資金計画の注意点
①資金計画のタイミング
お家づくりを考え始めたら早めの資金計画をおすすめします。なぜならば「損をしてしまう」からです。
- 土地購入の決断を早くできることでよい土地を確保できる。土地予算を把握していないとなかなか決断できないうちに取られてしまう。
- 物価が高くなる可能性がある。建築にかかる費用は多くの商材や協力業者様の費用がありますので少しの上昇でも大きな金額の上昇となってしまいます。
- 金利上昇の可能性がある。金利があがると単純に金利が負担されますので35年~40年など借入期間の支払いが多くなります。
- 家賃はそのまま資産にならず経費となる。年間の家賃分が支払い続けるごとに損していく。
- 不測の事態(病気など)で団体信用生命保険など住宅ローンが組めない可能性がでてくる。住宅ローンは一種の生命保険なので保険の見直しができる。また団体信用生命保険の無い住宅ローンもあるが金利は高い。
お家づくりのタイミングはお客様それぞれではございますが損しない、費用を抑えたいなどお考えがある場合はお早目の資金計画を。
②資金計画の内容を知る
資金計画の内訳として「土地」+「建物」+「諸経費」+「付帯工事」=「お家づくりの総予算」となります。
- 諸経費とは金融機関の経費や登記費用、火災保険など
- 付帯工事とは外構工事やエアコン、カーテンなど
「諸経費」と「付帯工事」はどこで建築してもかかる費用にて予算的には大まかどこの建築会社でも同じような金額になります。「土地」「建物」以外の予算もしっかりと計画しよう。
③資金計画の注意点
資金計画の方法は各建築会社によっても違いますので注意が必要です。
- 資金計画の項目が抜けていることがある。必ずかかる費用なのに項目にないもの。単純な抜けや総額的に安く見せるため掲載していないこともある。
- 大きく費用がかかることは伝えるようにする。例えばカーポートが欲しい、太陽光を付けたいなど後からでは住宅ローンが増額できないことも考えられます。
- 土地造成や建て替えによる解体費用、上下水道などのインフラ工事など土地の場所などによって費用が大きくなることもありますので事前によく調査する必要があります。
- 公表されている建売などは「諸経費」+「付帯工事」が入っていないことが多い。最近では付帯工事などはコミコミ価格とありますが仲介手数料の有無などでも大きく予算が違います。
- 住宅ローンは金融機関によって商品(金利など)が違います。また年度ごとに商品が変化したりしますのでその時のよい住宅ローンを選定ください。
資金計画はとても大事なことですのでひとつひとつ項目を理解して立案しましょう。また時間的は数時間ほどのご説明にて把握できますので先ずはお気軽にご相談ください。